2005-09-13
2005年の上半期、全国では合計21,949社の重点汚染物質排出企業の調査が発表され、前年に比べ1,223社増加し、統計企業数は前年の全国統計調査企業数の31.1%を占めた。
2005年上半期の全国の工業主要汚染物の排出状況は以下の通りである。
工業排水排出量は116.2億トンで、基本的に前年同期から横ばい、工業COD排出量は232.6万トンで、前年同期比で10.8%減少し、工業系のアンモニア性窒素の排出量は20.4万トンで、前年同期比で8.5%減少した。
工業二酸化硫黄排出量は973.1万トンで、前年同期比で5.1%増加、工業ばい塵排出量は494.9万トンで、前年同期比で22.0%増加、工業粉塵排出量は385.5万トンで、前年同期比で3.9%減少した。
工業固体廃棄物排出量は1,060.3万トンで、前年同期比で24.6%減少、そのうち危険廃棄物排出量は2,549.7トンで、前年同期比で23.3%減少した。
統計結果は前年同期に比べ、工業排水中の主な汚染物質の排出量はいずれも大幅に減少し、そのうち工業CODとアンモニア性窒素の排出量はそれぞれ10.8%と8.5%減少、工業廃ガス中の二酸化硫黄とばい塵の排出量は引き続き増加傾向が続き、前年同期比でそれぞれ5.1%と22.0%増加し、工業粉塵の排出量はやや減少したことを示している。
2005年上半期の全国の主な汚染物質排出状況は表1、図1を参照。
表1 2005年上半期の全国の主な工業汚染物質排出状況
指標名称 |
2005年 |
2004年 |
前年同期比からの増減(%) |
上半期 |
上半期 |
廃水排出量(億トン) |
116.2 |
115.4 |
0.7 |
廃水中のCOD排出量(万トン) |
232.6 |
260.8 |
-10.8 |
廃水中のアンモニア性窒素排出量(万トン) |
20.4 |
22.3 |
-8.5 |
二酸化硫黄排出量(万トン) |
973.1 |
925.9 |
5.1 |
ばい塵排出量(万トン) |
494.9 |
405.8 |
22 |
工業粉塵排出量(万トン) |
385.5 |
401.3 |
-3.9 |
工業固体廃棄物発生量(万トン) |
59,801.2 |
54,147.5 |
10.4 |
工業固体廃棄物排出量(万トン) |
1,060.3 |
1,405.6 |
-24.6 |
その内:危険廃棄物排出量(トン) |
2,549.7 |
3,322.4 |
-23.3 |
注:増加率は2004年上半期の排出量を基数とした比較で得た。

図1 2005年上半期の主な工業汚染物質排出量の前年との比較状況 |