状況
2000年にモニタリングを行った214都市の道路交通騒音の等価騒音レベルは56.2~80.7デシベル(A)の間であった。そして8.9%の都市で、その汚染がかなり深刻なものとなっており、22.4%の都市では中度の汚染、53.3%の都市で軽度の汚染を受けており、15.4%の都市における音環境質は、比較的良いものであった。また重点都市での道路交通騒音は、ほぼ軽度の汚染を受けていた。

<グラフ>2000年の都市における道路交通騒音の汚染程度の統計
<グラフ>2000年の重点都市における道路交通騒音等価騒音レベルの比較
また、2000年にモニタリングを行った176都市の区域環境騒音での等価騒音レベルは、47.2~65.8デシベル(A)の間にあり、6.2%の都市で汚染がかなり深刻なものとなっており、また49.4%の都市では中度の汚染、33.0%の都市では軽度の汚染を受け、11.4%の都市における区域音環境質は比較的良いものであった。重点都市での区域環境騒音は、ほぼ軽度の汚染範囲内にある。
<グラフ>2000年の都市における区域環境騒音の汚染程度の統計(略)

<グラフ>2000年度の重点都市における区域騒音の等価騒音レベルの比較(略)
措置と行動
鉄道での列車運行時の騒音防止 鉄道における機関車の警笛が住民を酷く悩ませており、強烈な反響が寄せられていることから、国家環境保護総局では、鉄道部、建設部と共に、鉄道での列車運行時の騒音公害を防止するための具体的な実施計画を制定した。
大学受験期間における騒音防止 大学受験期間中の静かな環境を確保するため、三回目の"大学受験期間中の環境騒音管理を強化することに関する通知"を発布している。
コラム 国家環境保全モデル都市の建設
2000年に国家環境保護総局では、山東省の青島と文登、そして江蘇省の江陰の三都市を国家環境保全モデル都市としている。2000年末までで、全国には合わせて17の国家環境保全モデル都市と2つのモデル市街区がある。
コラム 北京市における大気汚染防止
2000年、北京市の市街区域における大気質は引き続き改善され、二酸化硫黄、二酸化窒素、総浮遊粒子状物質(TSP)、一酸化炭素共に1999年よりもそれぞれに13%、15%、4%、そして7%ほど減り、大気の汚染指数も二級及び二級よりも良いという日数が27%から45%にまで増えている。また大気の汚染指数が三級及び三級よりは良いという日数の方も、61%から80%にまで増えている。
コラム 建設プロジェクトにおける環境管理
2000年に全国で新たに建設されるプロジェクトで、環境影響審査許可手続きを行わなければならないものは、合わせて142561件あり、その内環境影響報告書(表)審査許可手続きを行ったものは135148件で、環境アセスメント制度の実施率は94.8%であった。国家環境保護総局では、190プロジェクトの環境影響報告書の審査を行い、その内の二つのプロジェクトを不許可としている。また26プロジェクトの環境影響報告表の審査も完了させている。全国において"三つの同時(生産施設と汚染防止施設とを同時に設計し、同時に施工し、同時に稼動させる)"を実施して検収しなければならないプロジェクトは31285件あり、実際にこれを実施したものが30671件、その内検収に合格したものは29719件で、"三つの同時"の実施合格率は94.9%となっている。その他にも、国家環境保護総局では、86の大型又は特大型の建設プロジェクトにおける環境保全施設の竣工検収を行っている。
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