建設プロジェクトにおける環境管理

 各地区では中・小建設プロジェクトにおける“三つの同時(生産施設と汚染防止施設とを同時に設計し、同時に施工し、同時に稼動させる)”の実施状況についての自己検査を実施しており、国家環境保護総局では2001年11月に河北、河南、四川そして貴州等といった中・小建設プロジェクトの法律執行状況に対する引き抜き検査を行っている。2001年に北京市、安徽省、そして河北省の各級環境保護局が否定した環境保全要求に符合していない建設プロジェクトだけでも、それぞれ154件、68件、そして100件に上っている。また北京、河南、河北、重慶等といった9つの省・市だけで、今回の特定項目法律執行検査中に1,082件の《建設プロジェクト環境管理条例》に違反していた建設プロジェクトが調査・処分されており、それぞれに建設停止や閉鎖・停止にしての補足手続き及び罰金処分が課せられている。それと同時に、関係企業や部門責任者32名も処分されている。

 国家環境保護総局では、合わせて235件の建設プロジェクトを審査しており、その内工業関連のプロジェクトが168件、生態関連のプロジェクトが67件となっている。また西気東輸(西部地区の天然ガスを東部地区に輸送する)や南水北調(南方の水を北方に調達する)東ライン、青海-チベット鉄道、西電東送(西側の電力を東側に送る)等といった重大事業における環境保全対策に対する調査・研究を強化している。

 そしてまた国家環境保護総局では、年間に合わせて91件の建設プロジェクトにおける環境保全施設の竣工検収を行っており、その内生態関連の建設プロジェクトは26件となっている。また現在ちょうど検収モニタリングを行っている建設プロジェクトは合わせて57件(その内生態関連の建設プロジェクトは15件)ある。建設プロジェクトにおける環境保全投資は152.5億元で、プロジェクト総投資の4.8%を占めており、新たに増えた廃水処理能力は77.57万トン/日、廃ガス処理能力は10,028億N㎥/時間となっている。