水環境

状況

 2002年は七大水系における741ヶ所の重点モニタリング断面中、29.1%の断面がⅠ~Ⅲ類の水質基準を満たしており、その他は30.0%の断面がⅣ及びⅤ類水質、40.9%の断面がⅤ類以下の水質となっていた。その内、七大水系の主流及び一級支流における199ヶ所の国家規制断面においては、Ⅰ~Ⅲ類水質が46.3%、Ⅳ及びⅤ類水質が26.1%、そしてⅤ類以下の水質が27.6%となっており、各水系における主流の水質は支流よりも良くなっている。

遼河及び海河水系の汚染は深刻で、Ⅴ類以下の水塊が60%以上を占めており、淮河主流はⅢ~Ⅴ類水塊で、その支流及び省と省との境にある区間河川の水質は依然としてあまり良くない。黄河水系は総体的に水質が悪く、主流の水質はⅢ~Ⅳ類水塊が主で、支流についてはその汚染が普遍的に深刻なものとなっている。また松花江水系はⅢ~Ⅳ類水塊が主で、珠江水系の水質は総体的に良く、Ⅱ類水塊が主となっている。長江の主流と主な一級支流における水質も良好で、Ⅱ類水塊が主である。七大水系における汚染は、その程度の重い方から順に海河、遼河、黄河、淮河、松花江、珠江そして長江となっている。

また七大水系における主な汚染項目は、油分、BOD、アンモニア性窒素、過マンガン酸塩指数、揮発性フェノールそして水銀等となっている。

Ⅰ類   Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

2.7%  13.8%  12.6%  18.9%  11.1%   40.9%

七大水系における水質類別の割合

主要水系

 長江水系 128ヶ所のモニタリング断面の内、主流におけるモニタリング断面は39ヶ所である。そしてその主流はⅡ類水質が主となっておりⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ類水質の割合はそれぞれに2.6%、71.8%、20.5%そして5.1%となっている。

また長江水系における主な汚染項目は、油分、アンモニア性窒素そして過マンガン酸塩指数である。

Ⅰ類   Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

3.1%  28.9%  19.5%  17.2%   6.3%  25.0%

長江水系における水質類別の割合

黄河水系 185ヶ所のモニタリング断面の内、Ⅴ類以下の水塊が49.7%を占めている。また主流における28ヶ所の断面でのⅠ~Ⅴ類水質の割合はそれぞれに3.6%、7.0%、35.6%、32.0%そして7.6%で、Ⅴ類以下の水質は14.2%を占めていた。主流の水質は支流よりは良いものとなっている。

しかしながら、黄河水系の総体的な水質は比較的悪く、その主な汚染項目は油分、過マンガン酸塩指数そしてBODとなっている。

Ⅰ類   Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

4.9%   8.1%  9.7%  20.0%   7.6%  49.7%

黄河水系における水質類別の割合

 珠江水系 49ヶ所のモニタリング断面中、Ⅰ~Ⅲ類水質の断面が73.5%、Ⅳ及びⅤ類水質の断面が18.3%、そしてⅤ類以下の水質の断面が8.2%となっており、珠江水系の水質は総体的には良好なものとなっている。

そしてその主な汚染項目は油分、過マンガン酸塩指数及びBODであった。

Ⅰ類  Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

8.2%  42.9%  22.4%  12.2%  6.1%   8.2%

珠江水系における水質類別の割合

 松花江水系 101ヶ所のモニタリング断面で、Ⅰ~Ⅴ類以下の水質の割合はそれぞれ1.0%、4.0%、22.8%、35.6%、21.8%そして14.8%であった。

その内、嫩江はⅢ類水質、吉林省内の松花江主流でもⅢ類水質が主となっており、黒龍江省内ではⅣ類水質が主となっていた。

そしてその主な汚染項目は、揮発性フェノール、BOD及び過マンガン酸塩指数となっている。

Ⅰ類  Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

1.0%  4.0%  22.8%  35.6%  21.8%  14.8%

松花江水系における水質類別の割合

 淮河水系 93ヶ所のモニタリング断面中、Ⅱ~Ⅲ類水質の断面が16.1%を、Ⅳ及びⅤ類水質の断面が39.8%、そしてⅤ類以下の水質の断面が44.1%を占めていた。

そしてその主流における13ヶ所の断面では、その内の38.5%がⅠ~Ⅲ類水質、46.2%がⅣ及びⅤ類水質、そして15.3%がⅤ類以下の水質となっていた。また一級支流ではⅣ及びⅤ類水質が、二、三級支流や省と省との境にある区間河川及び山東省内ではⅤ類以下の水質が主となっている。

その主な汚染項目はアンモニア性窒素と過マンガン酸塩指数であった。

Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

5.4%  10.7%  23.7%   16.1%  44.1%

淮河水系における水質類別の割合

 海河水系 118ヶ所のモニタリング断面の内、Ⅲ類水質の断面が14.4%、Ⅳ及びⅤ類水質の断面が14.4%、そしてⅤ類以下の水質断面が71.2%を占めていた。

海河水系の汚染は深刻なものとなっており、その主な汚染項目は水銀、油分そしてアンモニア性窒素となっている。

Ⅰ類  Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

1.7%  11.0%  1.7%  6.8%   7.6%   71.2%

海河水系における水質類別の割合

 遼河水系 67ヶ所のモニタリング断面中、Ⅲ類水質の断面が17.9%、Ⅳ及びⅤ類水質の断面が29.9%、そしてⅤ類以下の水質断面が52.2%を占めていた。

遼河水系の汚染は深刻で、その主な汚染項目はBOD、アンモニア性窒素そして揮発性フェノールとなっている。

Ⅱ類   Ⅲ類   Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

10.4%  7.5%   13.4%  16.4%  52.2%

遼河水系における水質類別の割合

浙江・福建一帯の河川 14本の河川における26ヶ所の断面中、Ⅲ類水質の断面が50.0%、Ⅳ類水質の断面が34.6%、そしてⅤ類以下の水質断面が15.4%を占めており、Ⅴ類水質の断面はなかった。そしてその主な汚染項目は油分と溶存酸素で、汚染が比較的深刻な断面は杭州の銭塘江と寧波の甬江に集中している。

 西南諸河川 総体的にその水質は良好であり、9本の河川における16ヶ所の断面中、Ⅲ類水質の断面が87.5%、Ⅴ類以下の水質断面が12.5%を占め、Ⅳ及びⅤ類水質の断面はなかった。そしてわずかに紅河河口の県区間にある2ヶ所の断面で重金属が基準を超えていただけであった。

 内陸河川 総体的な水質は良好であり、7本の河川における19ヶ所の断面中、Ⅲ類水質を満たしている断面が84.2%、Ⅳ及びⅤ類水質が15.8%を占めていた。またその主な汚染項目は過マンガン酸塩指数と油分であった。

 長江三峡ダムエリアにおける水質 三峡ダムエリアの主流にある7ヶ所の断面と支流にある3ヶ所の断面はいずれもⅢ類水質となっており、良好な水質が保たれている。わずかに第三四半期において、主流の朱沱、銅罐驛、寸灘、清渓場及び沱口という5ヵ所の断面で鉛がその基準を超えていた。

 南水北調事業(南方の水を北方へ調達するというプロジェクト)(東ライン)沿線の水質 13ヶ所のモニタリング断面の内、3ヶ所でその計画目標(Ⅲ類水質)要求に達しており、これは全体の23.1%を占めるものであった。その他、Ⅳ類水質の断面は2ヶ所で15.4%、Ⅴ類水質の断面は5ヶ所で38.4%、そしてⅤ類以下の水質断面は3ヶ所あり、23.1%を占めていた。またその主な汚染項目はBOD、アンモニア性窒素そして過マンガン酸塩となっている。

 湖沼・ダム

 主な湖沼では、窒素及びリンによる汚染が深刻で、富栄養化問題が突出したものとなっている。その内、滇池草海が重度の富栄養化状態に、太湖と巣湖が軽度の富栄養化状態にあった。

 太湖 99ヶ所のモニタリングポイント(断面)は、その内の20ヶ所が湖内に、27ヶ所が湖を取り巻いている主な河川に、そして52ヶ所が湖との境目の水塊に設けられている。

太湖湖水にある20ヶ所のモニタリングポイント中、Ⅲ類、Ⅳ類、Ⅴ類そしてⅤ類以下の水質に属するものの割合は、それぞれに5%、35%、5%そして55%となっている。またその主な汚染物質は全窒素と全リンである。そして五里湖と梅梁湖の汚染が湖心や東部及び西部の沿岸エリアよりも明らかに深刻なものとなっている。その他、富栄養化評価から太湖の湖水が軽度の富栄養化状態にあることが分かる。

Ⅰ~Ⅲ類  Ⅳ類   Ⅴ類   Ⅴ類以下

5%     35%   5%   55%

太湖湖水における水質類別の割合

2002年度の太湖湖水における主な汚染指標値

湖エリア

過マンガン酸塩指数(㎎/L)

全リン

(㎎/L)

全窒素

(㎎/L)

葉緑素a(㎎/L

栄養状態指数

五里湖

8.05

0.168

7.02

0.081

71.0

梅梁湖

6.24

0.154

4.73

0.042

66.4

西部沿岸エリア

5.46

0.097

2.83

0.032

62.6

湖心エリア及び東部沿岸エリア

4.00

0.050

1.48

0.013

53.8

湖全体の平均

4.74

0.079

2.42

0.023

59.4


2002年度の太湖流域における湖を取り巻く河川水質のⅢ類基準達成の割合

 

モニタリング指標

湖を取り巻く主要河川における基準達成断面の割合(%)

主な湖との境目の水塊おける基準達成断面の割合(%)

全体としての基準達成断面の割合(%)

過マンガン酸塩指数

59.3

59.6

59.5

アンモニア性窒素

48.1

23.1

31.6

全リン

70.4

42.3

51.9

水質の総合評価

7.4

0

2.5

※《地表水環境質基準GB3838‐2002》Ⅲ類基準に基づいた評価

 湖を取り巻く主要河川と湖との境目の部分での水塊汚染は非常に深刻で、その主な汚染項目はアンモニア性窒素、全リンそしてBODとなっている。また79ケ所の水質モニタリング断面中、過マンガン酸塩指数がⅠ~Ⅲ類水質の要求に符合している所は、全体の59.9%を占めていた。水質の総合評価で見ると、Ⅱ~Ⅲ類、Ⅳ~Ⅴ類及びⅤ類以下の水質となっている断面の割合は、それぞれに2.5%、3.8%そして93.7%となっており、前の年に比べて、太湖を取り囲んでいる主な河川の水質は幾分低下している。

滇池 滇池草海の汚染は外海よりもひどく、外海がⅤ類水質、草海がⅤ類以下の水質となっている。前の年と比べると、外海の水質は幾分改善されており、過マンガン酸塩指数はすでにⅢ類基準の要求に達している。しかしながら、窒素及びリンによる汚染は依然として非常に深刻で、草海と外海の栄養状態指数はそれぞれ79.0と60.8となっており、湖全体の平均でも72.8に達し、滇池は重度の富栄養状態にある。

2002年度の滇池湖水における主な汚染指標値

湖エリア

過マンガン酸塩指数(㎎/L)

全リン(㎎/L)

全窒素(㎎/L)

栄養状態指数

水質類別

草海

8.16

1.066

11.48

79.0

Ⅴ類以下

外海

5.64

0.121

1.94

60.8

Ⅴ類以下

湖全体の平均

6.90

0.594

6.71

72.8

 

巣湖 湖水の過マンガン酸塩指数はⅢ類水質要求に達しているが、全窒素と全リンによる汚染が深刻で、12ヶ所のモニタリングポイントでは、Ⅴ類及びⅤ類以下の水質がそれぞれに半分を占めていた。それでも前の年と比べると、その水質には幾分の好転が見られている。

巣湖西半湖の汚染は東半湖よりも深刻であるが、どちらとも中度の富栄養状態にある。湖全体での栄養状態平均指数は52.7で、軽度の富栄養状態となっている。

栄養状態指数   巣湖   太湖   滇池草海

“三湖水(太湖、巣湖、滇池)”の富栄養化程度の比較

2002年の巣湖湖水における主な汚染指標濃度値

湖エリア

過マンガン酸塩指数(㎎/L)

全リン

(㎎/L)

全窒素

(㎎/L)

栄養状態指数

水質類別

西半湖

5.55

0.231

3.22

61.8

Ⅴ類以下

東半湖

4.62

0.116

1.54

41.9

Ⅴ類以下

湖全体の平均

5.09

0.174

2.38

52.7

Ⅴ類以下

その他の大型湖沼 洞庭湖、達賚湖、洪澤湖、興凱湖、南四湖、博斯騰湖、洱海及び鏡泊湖という8つの淡水湖沼の内、興凱湖の水質は良好であり、その水質はⅡ類基準に達している。また洞庭湖と鏡泊湖の水質はⅣ類基準に達している。そして達賚湖、博斯騰湖、洱海及び洪澤湖の湖水水質はⅤ類で、南四湖の湖水は汚染が深刻で、その水質はⅤ類以下となっていた。

都市の中にある湖 2002年度における都市の中にある湖の水質は比較的悪く、北京の昆明湖でⅢ類水質に達していた他は、杭州・西湖、武漢・東湖そして済南・大明湖共にⅤ類以下の水質となっていた。

大型ダム 10ヶ所の大型ダムの内、密雲ダム、石門ダムそして千島湖ダムの水質は比較的良く、Ⅲ類水質基準に達していた。また撫順の大伙房ダムや天津の于橋ダム、湖北の丹江口ダムそして合肥の董舗ダムの水質はⅣ類、吉林の松花湖ダムの水質はⅤ類、そして青島のラオ山ダムと煙台の門楼ダムは汚染がかなりひどく、その水質はⅤ類以下となっていた。

 地下水

 全国218ヶ所の主な地下水水位モニタリング都市及び地区の内、75の都市と地区で地下水水位が幾分上昇しており、そのエリアの占める割合は34%で、前年と同じであった。そして地下水位の下がった区域の占める割合は50%となっており、前の年よりも12%ほど減少している。

 全国の大部分の都市及び地区における地下水水質は総体的にかなり良く、一部である程度の点状又は面状汚染を受けて、一部の指標が基準を超えている程度である。そしてその汚染エリアは主に人口が密集し、工業化程度の比較的高い都市の中心部に分布しており、その主な基準超過指標は全硬度、硝酸塩、亜硝酸塩、アンモニア性窒素、鉄、マンガン、塩化物、硫酸塩、フッ化物、そしてpH値等となっている。また三窒素(アンモニア性窒素、硝酸塩窒素、亜硝酸塩窒素)汚染が全国各地区においていずれも目立っており、硬化度及び全硬度の基準超過現象は主に東北、華北、西北及び西南地区で、そして鉄及びマンガンの基準超過現象は主に東北と南方地区で見られている。前の年と比べると、大部分の都市及び地区における地下水水質はほぼ安定しているか、或いはまた汚染が幾分軽減してきているが、一部の都市のあるエリアにおける水質には悪化の趨勢が見られている。

 廃水と主な汚染物質の排出量

 2002年の全国における工業及び都市生活廃水の総排出量は439.5億トンで、前の年よりも1.5%増加している。そしてその内、工業廃水の排出量は207.2億トンで、前年よりも2.3%、都市における生活汚水の方は232.3億トンで、前年よりも0.9%増えていた。また廃水中の化学的酸素要求量(COD)の総排出量は1366.9万トンと、前年よりも2.7%ほど減少している。その内、工業廃水中のCOD排出量は584.0万トンで前年よりも3.9%、そして生活汚水中の方も782.9万トンと前年よりも1.8%ほど減っている。

廃水及び主要汚染物質の排出統計

  項目

年度

廃水排出量(億トン)

COD排出量(万トン)

合計

工業

生活

合計

工業

生活

1998

395.3

200.5

194.8

1495.6

800.6

695.0

1999

401.1

197.3

203.8

1388.9

691.7

697.2

2000

415.2

194.2

220.9

1445.0

704.5

740.5

2001

432.9

202.6

230.3

1404.8

607.5

797.3

2002

439.5

207.2

232.3

1366.9

584.0

782.9

増減率(%)

1.5

2.3

0.9

2.7

3.9

1.8

2002年における全国での工業廃水排出基準達成率は88.3%で、前の年よりも2.7ポイント上昇しており、その内重点企業における基準達成率は89.4%で、前の年に比べて2.5ポイント、また非重点企業における基準達成率も80.3%と、前の年よりも6.6ポイントほど高くなっている。

措置と行動

 《太湖流域水質汚濁防止“第10次五ヵ年”計画》に対する監督・検査 国家環境保護総局と監察部とが共同で国務院の12の部・委員会の監察局を組織し、計画の実施状況に対する全面的な調査を行った。

 淮河、海河、遼河、巣湖そして滇池流域における水質汚濁防止“第10次五ヵ年”計画の策定 国家環境保護総局が“三河川(淮河、海河、遼河)三湖水(太湖、滇池、巣湖)”水系の14の省、自治区、直轄市を組織し、また国家計画委員会や国家経済貿易委員会、財政部、水利部等といった関係部門の意見を広く求めて、淮河、海河、遼河、巣湖そして滇池における水質汚濁防止“第10次五ヵ年”計画を策定し、併せてまた国務院に報告して、その承認を受けている。

 生態調水(生態保全を目的とした水の調達)事業 塔里木河や黒河等といった内陸河川流域において、生態を利用した水調整事業を引き続き行うことで、塔里木河及び黒河下流にある大規模な胡楊(ヤナギ科ハコヤナギ属の直物)林を蘇らせ、環境が著しく改善している。

 長江三峡ダムエリアと南水北調(南方の水を北方に調達するというプロジェクト)事業における水質汚濁防止 国務院が回答した《三峡ダムエリアとその上流における水質汚濁防止及び生態保全計画》と《南水北調(南方の水を北方に調達するというプロジェクト)東中部ラインにおける水質汚濁防止計画》の実施に向けて、国家環境保護総局では湖北、四川及び重慶という三省・市における三峡ダムエリアのダム底の浚渫及び船舶による汚染防止、そしてまた南水北調(南方の水を北方に調達するというプロジェクト)東中部ラインにおける水質汚濁防止業務に対し、専用項目検査を行っている。

 都市インフラ有償使用及び汚染者負担政策 2002年には、建設部と国家計画委員会、そして国家環境保護総局等が《汚水処理費用の徴収力を強化して都市における汚水排出及び集中処理に関する良性運行メカニズムを確立することに関する通知》を共同で出しており、また《都市における生活汚水処理費用徴収制度でごみ処理の産業化を促進することに関する通知》を公表、実施している。