状況
2005年、全国における工業固体廃棄物の発生量は前年比12.0%増の13.4億t、工業固体廃棄物の排出量は前年比6.1%減の1654.7万tだった。工業固体廃棄物の総合利用量は7.7億t、総合利用率は56.1%で、ほぼ前年並みだった。
措置・行動
【法規・標準整備】2005年4月1日、『中華人民共和国固体廃棄物環境汚染防止法』が施行され、国家環境保護総局が『廃棄危険化学品環境汚染防止規則』を打ち出した。12項目の原料として使用可能な固体廃棄物の輸入に関する環境保全抑制基準を改正、公布した。原料として使用可能な固体廃棄物の輸入に関する環境保全抑制基準を制定、公布した——廃自動車部品。
2005年、国家質量監督検験検疫総局が国家環境保護総局など関係部門とともに、廃ブラウン管ガラスによる再生ブラウン管の使用禁止に関する公告を制定、公布した。商務部が税関総署、国家環境保護総局と合同で、一部商品の加工貿易の禁止に関する105号公告を公布し、銅くずなど16種の輸入廃棄物の加工貿易を禁止した。
【医療廃棄物環境管理】2005年、国家環境保護総局は衛生部と密に連係し、前年の特別検査を踏まえて、医療廃棄物に対する特別検査を再度手配した。国家環境保護総局は衛生部と合同で『医療廃棄物の分類の明確化に関する問題についての通知』を公布し、医療廃棄物の管理活動のさらなる強化、規範化を図った。国家環境保護総局が『医療廃棄物集中焼却処理工程建設技術規範』などの標準を公布した。
【電子廃棄物汚染防止】国家環境保護総局が国家発展・改革委員会、情報産業部と共に、広東省環境保護局によるスワトー市の不用・中古電器総合利用産業化モデルパーク計画の策定手配を指導し、広東省スワトー市貴嶼鎮の電子廃棄物による環境汚染の防止活動を推進した。
【輸入廃棄物管理】2005年、国家環境保護総局が『廃鉄鋼輸入審査・許可管理活動をさらに確実に行うことに関する通知』を印刷・配布し、廃鉄鋼の輸入をめぐる審査・認可及び管理活動の規範化を図った。2005年10月10日、国家環境保護総局による輸入廃棄物の審査・認可について税関との電子通関によるネットワーク化を実現、業務効率の向上、政府によるマクロ監視・制御の強化が図られた。
廃金属(金・銀・銅・鉄・すず)・廃電器、廃電線・ケーブル及び廃電機の輸入・加工・利用を手掛ける指定組織に対する審査・認可・管理を強化し、国家環境保護総局は2005年、3期に分けて、28省・直轄市の企業502社を2005年の指定組織として発表した。輸入廃棄物の審査・認可・管理及び加工利用企業に対する監督管理を強化した。2005年、20省・70社余りの企業に延べ40人余りを派遣、現場検査を行い、偽造証書300部余りを調査・処理した。
輸入廃棄物の「エリア管理」活動を引き続き推進した。2005年8月、国家環境保護総局は『廃棄機械・電力設備の集中分解利用をめぐる環境保全技術規範』を公布した。山東、河北、広西などの省・直轄市が輸入廃棄物加工パークの建設を展開した。江蘇は自動車の部品分解試験パークの建設を展開した。
【国際条約の履行】2005年、中国政府は『残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)』を批准するとともに、関連事項の履行活動を展開した。上述の国際条約に関連する活動会議に参加した。国連の化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)に初めて参加した。このほか、国家環境保護総局は中国・ノルウェーセメント窯危険廃棄物処理環境管理セミナーの招集を手配、関連組織を組織し、危険廃棄物管理政策及び処理・処置技術国際会議を開催して、国内における危険廃棄物の管理を推進した。農業部と共同でドイツと中国・ドイツ廃棄農薬管理プロジェクトを展開した。
【都市環境衛生・美化活動】2005年の都市道路清掃・美化面積は31.1億㎡で、このうち、機械による清掃面積は6.6億㎡、機械による清掃率は前年比3.1ポイントアップの21.11%に達した。通年の生活ゴミ・糞便の清掃・運搬量は1.95億tだった。大中都市のゴミ・糞便は基本的に発生した日のうちに清掃処理を終えている。 |