森林

状況

第6回全国森林資源精査の結果から、全国の森林面積は既に1.75億haに上り、森林被覆率は18.21%、生立木総蓄積量は136.18億㎥、森林蓄積量は124.56億㎥に達していることが分かった。全国の森林面積が世界のそれに占める比率は4.5%で世界第5位、森林蓄積量が世界のそれに占める比率は3.2%で世界第6位、人工林保存面積は世界第1位となっている。第5回(1994~1998年)精査結果と比べると、有林地面積は1596.8万ha増え、森林被覆率は1.66ポイントアップ、森林蓄積量は8.89億㎥増加、林分1ha当たりの蓄積量は2.59㎥増加し、商品林と公益林の比率は83:17から63:37に変化した。広葉林及び針広混交林の面積は3ポイントアップ、中齢林及び成熟に近い状態の森林の面積は2.99ポイントアップした。

病虫害 統計によると、2005年の全国における林業有害生物発生面積は932.9万ha、防除面積は699.7万ha、防除率は75%で、このうち無公害防除率は64%、被害率は5‰だった。

森林火災 統計によると、2005年の全国における森林火災発生件数は11542件で、前年に比べて14.3%減少した。内訳は森林火災[1]6574件(前年比4.6%減少)、一般森林火災[2]4949件(同24.2%減)、重大森林火災[3]16件(同57.9%)、特大森林火災[4]3件(前年並み)。

2005年、全国の火災による森林被害面積は前年比48.2%減の7.37万haだった。2005年の全国における森林火災による死傷者は152人(うち軽傷40人、重傷20人、死亡92人)で、前年に比べて39.7%減少した。

措置・行動

【六大林業事業建設の進展状況】2005年、六大林業重点事業における造林面積(人工林及び空中播種による造林)は311.94万haで、全国の造林総面積に占める比率は85.51%に達した。新規封山育林面積は236.55万haだった。

天然林資源保護事業 営林・造林任務116.67万haを完了、内訳は人工造林11.84万ha、空中播種による造林30.64万ha、新規封山(砂)育林74.19万haとなっている。森林管理・保護面積は9679万haに達した。

退耕還林事業 退耕還林任務335.31万ha(北京・天津砂塵嵐発生源整備事業の退耕還林39.89万haを含む)を完了、このうち人工造林は220.32万haで、退耕地の造林86.12万ha、林に適した荒れ山・荒れ地の造林134.20万ha、新規封山(砂)育林114.99万ha、植草4.77万haが含まれる。

北京・天津砂塵嵐発生源整備事業整備 整備任務182.23万haを完了、このうち、造林は74.22万haで、これには人工造林34.42万ha、空中播種による造林7.43万ha、新規封山(砂)育林32.37万haが含まれる。草地整備面積は28.18万ha、小流域総合整備面積は79.83万haに達し、水利関連施設1.76万ヵ所の建設が行われた。

三北及び長江流域など重点防護林システム建設事業 営林・造林任務61.23万haを完了、内訳は人工造林34.55万ha、空中播種による造林2.27万ha、新規封山(砂)育林24.41万haとなっている。低生産・低効率林の改造面積は2.30万haに達した。

野生動植物保護及び自然保護区建設事業 2005年末現在、全国の林業系統が設立及び管理する自然保護区は既に1699ヵ所に達し、面積は1.2億haで、国土面積の12.5%を占めている。

重点地区早生多収穫用材林基地建設事業 早生多収穫用材林の造林面積は1.67万haに達した。このうち、荒れ山・荒れ地の造林は0.9万ha。

【天然林資源保護関連政策】2005年6月、中国銀行業監督管理委員会、国家林業局は合同で『天然林保護事業区の森林工業企業に関する金融機関債務免除リスト及び免除額(第1期)の下達に関する通知』を発し、木材伐採企業731社の金融機関の債務88.11億元を免除した。このことは、天然林保護事業区の森林工業企業が木材の禁伐または伐採制限によって金融機関の債務を返済する能力を失ったという問題が適切に解決されたことを意味し、森林工業企業の債務負担の軽減、森林工業企業の体制改革とメカニズム革新の促進に重要な役割を果たすことになろう。

【園林都市の創設】2005年末現在、既に87都市(区)が「国家園林都市(区)」に、10の県城[5]が「国家園林県城」となっている。

【中国住環境大賞】2005年末現在、深セン、大連、杭州、南寧、石河子、青島、アモイ、三亜、海口、煙台、揚州、威海の12都市が、建設部が設けた「中国住環境大賞」を獲得している。152都市またはプロジェクトが「中国住環境モデル大賞」を獲得、都市政府による都市の住環境改善をめぐる活動を協力に推進した。

【国家レベル風景名勝区】2005年、新たに認可された国家レベル風景名勝区は10ヵ所に上った。2005年末現在、中国の国家レベル風景名勝区は187ヵ所を数える。このうち170ヵ所に対する統計によると、風景名勝区の面積は6.9万㎢、遊覧に提供可能な面積は3.1万㎢で、年間の遊覧客受入数は延べ3.7億人に上る。
 
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[1] 火災による森林被害面積1ha未満またはその他の林地(疎林地、潅木林地、未成林造林地)での火災を指す――訳注

[2] 火災による森林被害面積が1ha以上100ha未満の火災を指す――訳注

[3] 火災による森林被害面積が100ha以上1000ha未満の火災を指す――訳注

[4] 火災による森林被害面積が1000ha以上の火災を指す――訳注

[5] 県人民政府が置かれている町――訳注