北京市の大気汚染防止・抑制対策の概要

標記に関する主な対策・措置は以下の通りです。

1.石炭煤煙の防止・抑制

・ 優良エネルギーへの転換と比率の拡大

・ 北京市区における石炭燃焼量の削減

・ 太陽、地熱、風力エネルギー等再生可能エネルギーの利用拡大

    →円借款事業による市内電子城地区(北東部)における熱・電力併給システム導入(2001年度)

2.自動車排気ガス汚染の防止・抑制

・ 公共交通機関優先処置の継続・促進

・ 地下鉄、郊外路線鉄道の路線拡大

     →円借款事業での地下鉄建設(1988年度及び1991年度)

・ 自動車排気ガスの規制強化(2005年度よりヨーロッパ3種基準に相当するレベルを導入)

3.粉塵の防止・抑制

・ 工事現場の粉塵飛散の防止

・ 道路走行車両土砂運搬トラックからの粉塵飛散の防止

(四環路以内を走行するトラックに対する)密閉輸送の厳格な実施

・ 露地農地における植生維持と耕運後の土地放置に対する規制

4.工業汚染の防止・抑制

・ 工場からの排煙の汚染規制

・ 各種工業汚染廃棄物の総量規制

・ 市区大規模工場の移転

5.二次的汚染の防止抑制

・ 二次的に発生する空気中浮遊物質、オゾン等による汚染の抑制

・ 揮発性有機物の排出規制

・ 工業、商業、建築現場、生活地区からの汚染物質排出量の抑制

6.生態系の保存・復興

・ 都市緑化の推進

・ 首都防衛グリーンベルトの建設